2001-12-03 第153回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
資源が枯渇して閉山を余儀なくされていくのであれば、それはある意味では納得はできるのですが、貴重なエネルギー資源がまだまだ将来的にも埋蔵しておる、炭質も環境もいい、そして、貴重な労働力、技術もある。また一方において、労働運動の、働く者の命と健康を守るという意味で労働界に与えた大きな力というものははかり知れないものがあると私は思うのです。 そういう中で、九州の山が消えていきます。
資源が枯渇して閉山を余儀なくされていくのであれば、それはある意味では納得はできるのですが、貴重なエネルギー資源がまだまだ将来的にも埋蔵しておる、炭質も環境もいい、そして、貴重な労働力、技術もある。また一方において、労働運動の、働く者の命と健康を守るという意味で労働界に与えた大きな力というものははかり知れないものがあると私は思うのです。 そういう中で、九州の山が消えていきます。
さきにも触れましたとおり、幸いにも池島炭鉱は、炭質もすぐれ、自然条件に恵まれた炭層を有し、加えて可採炭量も豊富で、今後も操業を継続することが十分可能な好条件を備えた優良炭鉱であります。
これは、今後の開発、あるいは石炭を輸入する場合の炭質問題とか、いろいろなことの情報を我々は得ているということで、開発国においても当然のことながら、資源の量を把握するということは大変大事なことでございますので、これは豪州、インドネシア、中国、最近はベトナムともやるようになっていますし、またロシアの方からも、ぜひそういうことを協力してくれ、こう言っています。
○政府委員(山本貞一君) 先生御指摘の日本の石炭の埋蔵量について、理論炭量三十二億トンという数字、昭和二十五年から三十年に調査した結果、埋蔵炭量炭質統計調査の数字でもそういう数字が出ております。その際、現存炭鉱及びその周辺区域、それから消滅鉱区等の再開発可能なものについてやりますと、そのうち八億トン、それから現在の六つの炭鉱の現存の鉱区内で約五億トン、そういう勘定だと承知しております。
もちろん炭質もありますよ、そんなことは私も専門家だからわかっていますけれども、サルファの多い三池のような炭質もあるし、粘結性の山もあるし、そういうのがございます。
それは保安という問題を伴いますから、それから炭質の問題がありますから。したがって、かつて磯部教授が提言したことは、空知炭田の今残っている炭鉱が技術的に一番研究する山としては適切な山である、そういう意味では試験炭鉱という位置づけで日本の炭鉱を残してもいいんだと。
いずれにしても、先ほど申しましたような各電力会社ごとの設備の問題もございますし、それから供給サイドの炭質の問題もまたございます。
カラカ石炭火力発電所一号機につきましてはただいま輸銀の総裁からも御説明がございましたような事態が発生したということでございまして、このためフィリピン政府から、同発電所設備の改善と使用石炭の炭質改善等につきましての調査ということが技術協力として要請が参りました。我が国としては右の要請を検討の上、昭和六十二年から六十三年までの間に国際協力事業団の調査を実施いたした次第でございます。
当初これ、海外炭を入れるときの基本的な考え方は、今制度変わっちゃったけれども、当時はブレンドしながら、むしろ海外炭を入れることによって国内炭もそれだけ上がっていくんだよと、いわゆる生産数量が上がっていくんだと、それは全体数量が上がるんだからそれをブレンドして、私も炭鉱マンでありますからよくわかりますが、サルファの少ない炭質を選ぶとか、あるいはそういう電力に最もふさわしい炭をつくり上げる意味では、海外炭
先ほど大臣がいろいろお話ししておりましたのを私も拝聴いたしておりましたが、それに伴いまして同じ北炭経営の幌内炭鉱もこれまた大変な労務債務がございまして、炭質がいいとか幌内の石炭の需要はあるとはいいながら、会社の経営ということで働く人たちが大変な不安の中でお仕事をしなければならぬ。
日本ほど炭質は悪くないにしても、やっぱりみんなガスの問題を抱えているので、もしもそれができたら相当の技術輸出できるだろうと。それで、今後どんどんそういうニーズが高まってきている、例えば中国なんかでも高まってきているということなんですね。
そこで当該の三菱南大夕張炭鉱というのは、毎回申し上げているように、国内でも最良の炭質であって、しかも私はここで炭量のことについては触れませんけれども、かなりな炭量が実はありまして将来性もあると、しかも労使の協調もとれている優良炭鉱であると、こういうふうに言われて、地域はもちろんのこと、私どもの北海道全体としても非常に期待をしている炭鉱であるわけでございます。
○政府委員(平河喜美男君) 今度事故を起こしました南大夕張の炭鉱につきましては、その開発が比較的新しい炭鉱である、それから炭質が原料炭であり非常に優良であると、こういうことから、財政状況その他におきましては優良炭鉱だと言われておることは事実でございます。 なお、保安面等につきましては、現在の炭鉱におきます保安設備あるいは体制等についてもよくやっているというふうに理解しておりました。
ただ、そのときも言ったんですけれども、日本の炭鉱でガスだとかあるいは炭じんの問題、炭じんは外国の炭鉱でもあると思いますけれども、こういうのは日本の炭質が悪いということで避けられないのじゃないかという気がするわけですね。そうしますと、事故防止に最大の努力を続けるということを前提にしても、あるいは来年もまた起こるのじゃないかという気がするわけですね。
もうからないからなかなか思った設備ができないとか、あるいは保安点検の人間が少ないとか、あるいは炭質が悪いとか、いろいろなことがあると思います。あると思いますけれども、彼らなりにできる最善のことはやっていると思うんですよ。それができなくなったら、みずからやっぱり閉山しちゃうと思うんですね。したがって、私はそういうむしろ現場を信じて、少なくとも性悪説じゃなくて性善説に立つ。
特に日本の場合は炭質が悪くてそういうガス発生が非常に多いということが言われているわけですね。そうしますと、事故のあるたびに国会でも問題にするし、それから監督官庁、通産省もやかましく言って対策を講じられる、それで会社の方は会社の方で平身低頭で謝る。皆けしからぬけしからぬと言うのですけれども、その時期を過ぎてしまうとそれで終わって明くる年またやっている。
なぜなら、先ほどもオーストラリアの例を申し上げましたが、非常に炭質のいい石炭が露天掘りで幾らでも掘れるという外国と、非常に資源そのものの賦存量もわずかであって、そして本当に人力を尽くして掘らなければいけない日本の国内炭の事情と、これを同一に扱うことはできません。国内産業の育成は極めて大事でございますから、これは委員がきょう御質問された趣旨を体してまたいろいろとやっていきたいと思います。
今おっしゃっていただきましたように、大体石炭は炭質がいろいろございますからこれによって違いまするけれども、総じて積極的ないわゆる研究開発というものがありませんと、近代社会に消費者の要求に沿えないという課題があるわけでありまして、どうぞひとつ対策を緩めずにお願いを申し上げたい。
いま国内全体を見渡してみても、この夕張のように炭質もいい、また石炭の存在の状態からいっても最も開発の可能性があるというところはほかにないと私は思うのです。だから、ここがだめだということになるならば、もう今後日本の国内に新鉱の開発の可能性はない。
そういう基本的なエネルギーあるいは安全保障政策の中で、国内資源というものを大事にしようという立場が必要でございますし、またその立場に立ちますと、夕張の炭鉱あるいはあそこの石炭というものは本当にすばらしい良質な炭質でございまして、ぜひその再開発の方向でお願いを申し上げたいというのが私の立場でございます。
しかもあの炭鉱は良質の炭質で、明るい希望があるということでございます。 野呂さん、そういう状態になった場合に、先ほど言った七五%程度の出稼率ではなになので、そういうことは完全に解消できると希望を持って、とにかくあそこにいるというような状態になる、このように思っております。 それから夕張市長さん、そこまでには若干の時間がかかると思うのですね。
○大澤参考人 新鉱は炭量といい炭質といい、日本で有数の資上源でございます。やはりこの資源は将来開発をしていきたい、こういうことを私は強く考え、また、だれかに開発をしていただきたいということを考えております。
これは事故を起こしたわけで、あれだけの犠牲者が出たわけですが、相当な炭量があるわけですし、また優秀な炭質でもあるわけですから、これをそのまま放棄するということは犠牲者に対して申しわけないわけですし、それだけの有望なものがあれば、これだけは何とか続けて開発ができるようにしなければならぬというふうに基本的に考えておりますから、そういうことを具体的に言えば山を残すという意味において言っているということは、
○岡田(利)委員 わが国の炭鉱の常識から言えば、これだけの炭質の状況の中で能率は大体七十トン、七十トンで計算すれば必要人員はおのずから出てまいるのであります。そして、露頭炭を一万五千トン追加して、もちろん坑内のどの規模を維持するかということによって固定費が変わってまいりますけれども、そういう体制がとれた場合に、これが採算性に全然合わないということにはなり得ないのではないか。
ただ、これには炭質の問題が何か入っていないような気がいたします。炭質というのは、これは生まれつきでございまして、同じ努力、同じ資金をかけても出てくる製品というものは全く価格が違います。その辺の格差をどうするのか。私は農業のことは知りませんが、お米は、たとえばいいお米のとれるところの土地柄、気候によっていいお米がとれるのだろうと思います。